1月26日、本研究室の所属学生5名が自身の研究を広く一般の方々に紹介する「鳥類最新トピックス報告会」を開催しました。当日は90名近くの方にお越しいただき、大盛況となりました。主催のエコ・ネットワークの皆様には大変お世話になりました。
私達の研究室では、これまでに誰にも知られていなかった鳥類学の重要な問題に取り組んでいます。この報告会では、それぞれの学生が得た世界初の研究成果を一般の方にもわかりやすく伝え、鳥を対象にした基礎的な研究や学問に興味を持っていただけるようにと考えて発表をしました。北海道から沖縄まで全国各地を対象にしたフィールド調査や遺伝解析、スズメ、モズ、アカモズ、リュウキュウコノハズク、アカショウビン、サンコウチョウの各対象種の写真も多く載せたスライドで、普段の研究の様子を知っていただけたかと思います。発表後に頂いたアンケートから、全体的に報告会としての満足度が高く、また講演で聞きたいとのご意見を多く得られました。それぞれの発表をもっとじっくり聞きたいというご意見や、他に知りたい研究内容についてもコメントを頂きました。
このような機会は、多くの方から大学などで行われる基礎研究への理解を得るために大切であるだけでなく、私達学生にとって自身の研究を改めて俯瞰して理解したり、発表して得られた反応を今後の研究活動の励みにしたりできるとても貴重な機会です。またそれぞれの場所で研究を進め、楽しく興味深い研究を発表できるように頑張ります。
まーしょうびん
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