らぼめんば-
みんないろんなところからやって来ました.
せんせぇ
Masaoki TAKAGI
研究内容:
鳥は飛べますが、飛んで移動しようとしない鳥たちがいます。謎かけ問答のようですが、なぜ移動できるにも関わらず、移動しないのか、真面目にこれを解明したいと思っています。研究の切り口は、局所環境適応・配偶者選択・種分化・交雑・近親交配回避です。研究材料としての鳥には、捕獲や飼育、移動追跡の難しさなど様々な制約があります。しかし、その制約こそが鳥を材料にした研究者の喜びです。難しさの向こうに開ける素晴らしい成果をもとめ、一緒に考え研究しましょう。
はくしこーす
Mari ESASHI
江指 万里(博士2年)
研究内容:
モズ Lanius bucephalus、リュウキュウコノハズクOtus elegans、オオコノハズクOtus lempijiを用いて、繁殖戦略や繁殖におけるオスメスの対立の研究を行っています。
繁殖戦略と性的二形との関連、集団間の差などに興味があります。
Keywords:Breeding strategy, Extra-pair paternity (EPP), provisioning, sexual selection, sexual dimorphism
Naoki KANASUGI
金杉 尚紀(博士1年)
研究内容:
南大東島でリュウキュウコノハズク Otus elegansを材料に気象条件が鳥類に与える影響について研究、親子間での給餌内容の類似度の研究、交尾声の研究をしています。
鳥類に限らず、生物の個体群動態や行動に周囲の環境が与える影響に興味を持っています。
ヒグマ Ursus arctosの食性と餌資源量の関係性についての研究もしています。
Keywords:extreme weather events, population dynamics, environmental adaptation, owl
しゅうしこーす
Hinako HANZAWA
榛沢 日菜子(修士2年)
研究内容:
沖縄本島のリュウキュウコノハズクOtus elegansを研究対象種としています。この種が沖縄本島内で体色・ボディサイズなどの形態によって2パターンに分かれることに興味を持ち、主に体色や羽の模様がつがい形成にどのように影響しているのかを調べたいと思っています。
Keywords: color polymorphism, plumage variation, polymorphism maintenance, mating system, image analysis
Miho IWASAKI
岩﨑 美穂 (修士2年)
研究内容:
北海道の湿原地帯に夏季飛来して繁殖するエゾセンニュウ Helopsaltes amnicola の音声活動の日周性・季節性について、さえずりの頻度やフレーズの種類に着目して調べたいと考えています。
また、同じHelopsaltes属の他の種や、生息環境が類似する他の鳥の音声活動と比較し、系統や環境要因が音声活動の進化に及ぼす影響について考えてみたいです。
Keymords: vocalization, vocal analysis, behavioral ecology, diurnal pattern, seasonal patter
Huuka TAKEI
武居 風香(修士1年)
研究内容:
沖縄本島に生息するリュウキュウコノハズク Otus elegans の音声を録音、解析し、音声の様々なパラメータと遺伝的な系統との関連を調べたいです。また、10年前に先生がされていた音声データと比較し、その変化についても調査したいと考えています。沖縄本島だけでなく、周囲の島にも赴いて音声を録音し、本島の個体の音声との比較もしたいです。
Keywords: vocalization, vocal identification, voice analysis,
diversity of calls, owl
Horiuchi Sei
堀内 晴(修士1年)
研究内容:
南大東島に生息するダイトウコノハズクを対象にしています。
メインテーマは音声と血縁認識ですが、メスやヒナの声の多様性
にも興味があります。
学部時代は筑波大学に所属し、伊豆諸島三宅島の鳥類を対象に
調査をしていました。
Keywords: vocal communication, kin recognition, vocalization
がくしこーす
Sakai Mitsuru
坂井 充(学部 4年)
研究内容:大東島におけるダイトウコノハズクの繁殖期のモニタリングデータを用いて繁殖の成否や配偶者決定などがどのように決まるのかをあらかに出来れば良いと思っていますが、、、、
正直色々悩んでいる最中です。
Keywords: sexual selection, reproductive success
Nakata Tomonobu
中田 知伸(学部 4年)
研究内容:南大東島でダイトウコノハズクを研究対象種としています。抱雛や抱卵行動と給餌頻度との関係について調査しています。
バッタとゴキブリが苦手です!!
Keywords: incubation
Ayumu HAMACHI
浜地 歩(2017年 修士)
研究内容:
沖縄県宮古島を拠点にリュウキュウアカショウビンの繁殖投資の性差、GPSロガーを用いた渡り追跡の研究をしていました。鳥類の繁殖戦略、渡り経路、土地執着性などについて興味があります。
どうやら寒いところは苦手みたいです。
Keywords:breeding strategy, migration, biologging, site fidelity, Ruddy Kingfisher
進路:
研究内容:
生息地による音響環境の違いに鳥の声が局所適応し、生殖隔離の機構として集団の分化を引き起こすことを調べています。生物の声がどのように決まるのか、何を伝えているのかに興味があります。
また、最近は市民研究者のコミュニティづくりにも興味をもって取り組んでいます。
Keywords:acoustic adaptation, acoustic communication, ecological speciation, pre-mating isolation, migration, Ruddy Kingfisher
進路:NPO法人バードリサーチ 研究員
Ryota MURAKAMI
村上 凌太(2020年 学士)
研究内容:
リュウキュウコノハズクOtus elegans を材料に研究を行っています。給餌内容や行動圏にどのような個体差があるのかをビデオやGPSロガーを用いて研究しています。
鳥が普段どのような行動をとっているか、そこにどのような意義があるのかに興味があります。
Keywords:owl, feeding, foraging, island, GPS, biologging
進路:
Akira SAWADA
研究内容:
南西諸島のリュウキュウコノハズクOtus elegansを材料にしています。近親交配や配偶者選択、個体群動態を興味の中心におきつつ、南大東島個体群の長期研究データと最新の統計技術を活かして取り組める課題を幅広く扱います。
Keywords:inbreeding, island, mate choice, micro evolution, owl, population genetics, quantitative trait, sexual selection, statistics
進路:日本学術振興会特別研究員PD(受入機関:国立環境研究所)
遺伝解析
奮闘中
(20.03.27)
Haruka ONO
小野 遥(2021年 修士)oharu3 [at] eis.hokudai.ac.jp
研究内容:
動物の"個性" が、個体の生活史戦略やつがいの繁殖に与える影響について研究しています。リュウキュウコノハズクを用いて、行動実験や繁殖モニタリング等の調査を行っています。個性のようにヒト
とも深く関連する動物の行動形質の意義や進化に興味があります。
趣味のイラストを自他の研究活動に活用します。ご依頼・ご相談お待ちしております!
Keywords:animal personality, behavioral syndrome, territorial aggression, mate choice, life history, habitat selection, trade-off, extra-pair paternity, owl
進路:
Koki NOJU
能重 光希(2021年 修士)
研究内容:
サンコウチョウ Terpsiphone atrocaudata を材料に研究を行っています。主に、オスの外見が3タイプに分かれる意義や、さえずりの局所的な方言について研究しています。
鳥類の外見が、どのように獲得されたものか興味があります。
Keywords:delayed plumage maturation, DPM, local dialect, island, paradise-flycatcher
進路:
Haruna SAKAMOTO
坂本 春菜(2021年 修士) naruhasaka [at] eis.hokudai.ac.jp
研究内容:
スズメの繁殖システムの研究を行っています。つがい外父性や種内托卵といった繁殖戦術に興味があります。
北海道大学構内に巣箱を設置し、スズメやオシドリ、シジュウカラなどの繁殖モニタリングを行っています。
Keywords:intraspecific brood parasitism, conspecific brood parasitism, CBP, extra-pair paternity, reproductive strategy, sparrow, duck
進路:
Daisuke AOKI
研究内容:
「自由に移動できる鳥類の飛翔力と種分化」が主題です。日本列島は,大小の陸橋島と海洋島から成るため,この検証に最適です.日本のモズ類や他のスズメ目の仲間を対象に,系統/集団遺伝・分布・渡りなど多様な手法を取り込むことで,多観点から研究を進めています.
ビール・live好き
Keywords:dispersal, speciation, migration, island biogeography, shrikes
Akari AKAMATSU
赤松 あかり(2022年 修士)
研究内容:
果樹園地帯で繁殖するアカモズ Lanius cristatus を用いて個体群動態や生息地選択の研究を行っています。農業と生物多様性保全の両立に興味があります。
Keywords:Brown shrike, Population dynamics, habitat selection, agriculture, conservation, biodiversity
Cassondra G. George
キャシー・ジョージ(2022年 学士)
研究内容:
I am working with the Ryukyu Scops Owl in the main island of Okinawa. My project is investigating the relationship between population density and variance in habitat to determine what conditions make ideal territories for this species.
Keywords:Ryukyu Scops Owl, Population density, habitat selection, biodiversity, conservation
Syun KUMAGAI
熊谷 隼(2023年修士)
bear_rusticolus [at] eis.hokudai.ac.jp
研究内容:
沖縄本島と南大東島で、リュウキュウコノハズク Otus elegans とオオコノハズクO. lempiji について研究しています。島嶼における鳥類の採餌行動、種間・種内関係や、それに伴って生じる密度補償、生態的解放など、彼らの行動と彼らを取り巻く環境との関係に興味があります。鳥屋です。
Keywords:intraspecific competition, interspecific competition,
density compensation, ecological release, island, biologing
進路: NPO法人 EnVision環境保全事務所
Haruka NAKAMURA
中村 晴歌(2023年 修士)
研究内容:
リュウキュウコノハズク Otus elegans の♂のテリトリーコールを、南大東島全域で録音しています。具体的な研究テーマはまだ考え中ですが、親子間や家系図内での♂の声の比較などから、島内個体群の声の構造を明らかにしたいと考えています。また、島内個体群の声の個体差について、それがもたらされる要因や果たす役割、他地域と比較した際の違いなどにも興味があります。
カボチャ農家ではありません。
Keywords:territory call, diversity within population, kin ricognition, island
進路: いであ株式会社
Ryuta SASAKI
佐々木 瑠太 (2024年 修士)
研究内容:
南大東島にてリュウキュウコノハズク Otus elegans の糞を回収し、ストレスホルモンとされているコルチコステロンの糞中濃度を解析することによって、生活史におけるトレードオフの解明を目的とした研究を進めていく予定です。
立教大学に学部生時代は所属していましたが、分子系しか研究できなかったので外部入学しました。
Keywords:corticosteron, stress, reproductive success, feces
So SHIRAIWA
白岩 颯 (2024年 修士)
研究内容:
リュウキュウコノハズク Otus elegans を用いて、その外部寄生虫との寄主宿主関係や外部寄生虫間の種間関係について研究を行なっています。
鳥類に限らず、寄生・共生関係や多型の維持、異なる種の共存といった現象とその進化動態に興味があります。
Keywords:ectoparasite, symbiosis, host-parasite relationships, interspecific relationships, evolutionary dynamics
Shohei FURUMAKI
古巻 翔平 (2024年 修士)
研究内容:
果樹園地帯で同所的に繁殖を行うモズ Lanius bucephalus とアカモズ L. cristatus を材料に、直接観察による行動の追跡や、繁殖生態の研究をしています。
モズ・アカモズに限らず、ニッチが近い種同士の種間縄張りや同所的に生息する種が共存できている仕組みに興味があります。
Keywords: interspecific territoriality, territorial behavior, co-existence, niche shift, shrikes
進路: 厚岸町役場 厚岸水鳥観察館
Junpei HOSOE
細江 隼平 (2024年 修士)
研究内容:
リュウキュウコノハズク Otus elegans を対象に研究をしています。
具体的なテーマはこれからですが、給餌内容の時間的な変動・餌動物との相互関係に興味を持ち、ビデオデータの解析に取り組んでいます。
学部生時代は農学部で有害微生物の増減についてのデータ解析をしていました。
Keywords: diet, feeding strategy, foraging tactics, prey selection, behavior, Owl